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口腔機能の探求

歯科・小児歯科での臨床継続中

 

言語聴覚士の奥住啓祐です。お仕事の方は相変わらず介護保険関連の公的なお仕事(様々な分析、研修制作など)が中心で、歯科での臨床もありがたいことに継続しています。

気付けば2年ぶりくらいの更新になってしまいました。

コロナ禍、なかなか集まっての研修が出来なくなり、口腔機能探求部ということで1,2か月に一度開催してきました。オンラインを通して新たに北海道から九州まで様々な地域の歯科の先生方、言語聴覚士さんなどと繋がれて嬉しく思います。

また、今年は不思議と訪問看護ステーションや歯科医院からの個別研修の相談を受けることも増えまして、実は先日2年ぶりに福岡の訪問看護ステーションの事務所で集まって研修を行うことができました。

 

「口腔を軸に、全身もみる」

個別研修のメインテーマは口腔ということで、実際にPTさん達の口腔機能を評価していくと、口腔の特徴から肩の痛みいびき睡眠時無呼吸といった悩みが見えてきました。

簡単な口腔へのアプローチの前後に随時上下肢の変化も確認していくと、肩が痛かったPTさんは痛みがなくなり、岩のように上下肢が重かった無呼吸のPTさんは軽々上下肢が上がるようになり、翌朝も身体の軽さに驚いたそうです。

 

評価、分析、介入、検証

臨床と同様に研修の実技デモにおいても、ひたすらこのサイクルの反復です。

 口腔研修においても口腔へのアプローチ中の下肢のリアルタイムな変化をモニターしたりしましたが、

 

実際の臨床においても口腔に触れているときの体幹や上下肢のリアルタイムな変化を助産師の古賀ひとみさんと一緒にモニターしながら、評価ー介入を繰りかえします。下の写真では僕が舌の動きを誘導していて、舌運動時の内舌筋の緊張が抜けるよう、助産師さんが胸郭部から調整しています。

この写真のあと、内舌筋の緊張がストンと抜けて、舌の可動性が良くなります。

 

 

今年は福岡と熊本の3か所の歯科・小児歯科医院で助産師の古賀ひとみさんと臨床を行うこととなり、産前の妊婦さんから高校生までの子たちを個別ケアしています。

特に今年は乳児をみる機会が増え、乳児の呼吸・発声、そして授乳を通した気付きが大変多く、就学前後の子どもたちの評価の際にも、そのことが大きく影響しました。

口腔ってホントに奥が深く面白いですよね。

 

歯科における共通のアセスメントシート

さて、年末にかけて急ピッチで歯科における共通のアセスメントシートを作成しています。シートが形になるたびに臨床で活用してみて、より使いやすくするために修正を行うということを現在は繰り返しています。

 

そのアセスメントシート作成時のポイントは

①一回の介入において、介入前後の評価結果を記載する(介入前後の変化が分かる)。

②口腔の評価と身体の評価の両方を記載する(両者の関連が分かる)。

③活動面での困っていること、乳児期の困りごとを把握する。

としています。

 

あとはRでデータ分析を行うことを見越して、より良いものに改善改善改善。

 

歯科での良い気付き

歯科での臨床は毎回素敵な気付きであふれています。

そのなかでも、これは何とかしないといけないなと思っていることの1つが「歯磨き」。

 

「障害のある方に対して、我慢する口腔ケアではなく、お互いに楽に口腔ケアができる」

 

歯磨きのしやすさは複数の因子による影響があるとは思いますが、その内の一つとして口腔機能の評価という視点でも、いろんな方と共有していきたいと思います。

 

 オンラインで気軽に情報交換できるようになっていますので、来年も全国の専門職の方と楽しく情報交換できるのを楽しみにしています。気軽にメッセージ頂けると嬉しいです♪

 

 

 

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